T.散歩の時には、わんわんパトロール隊の帽子
を着用する。
U.子どもたちには、あいさつや声かけをする。
V.不審者・不審車両・危険な違法駐車をみかけ
たら『 110番 』通報する。
W.自己責任で行動する。
X.犬の苦手な人に配慮し散歩のマナーを守る。
浜松東警察署(代表) 460-0110
事務局(ルナ動物病院) 411-3715
地域パトロールを兼ねた犬の散歩で子どもの通学路の安全を守ろうと、浜松東署管内の五つの小、中学校のPTAが中心となって準備を進めてきた「わんわんパトロール浜松EAST隊」が十日、約百四十人と八十匹態勢で発足する。下校する児童を狙った凶悪事件が全国で相次ぐ中で、周囲の期待も高まり、近隣校も次々と参加を表明しているという。 (木下大資)
隊員となるのは丸塚中、東部中、佐藤小、蒲小、相生小などの各PTAが呼び掛けた保護者らが中心。発足後は自治会などにも協力を求め、さらに地域を巻き込んでいく構えだ。
隊員は犬の散歩の際に目印の黄色の帽子をかぶり、子どもたちに声を掛けたり、不審者を見掛けたら通報したりする。希望者には犬用の黄色いバンダナや手綱に付ける緑色のリード標も用意した。「パトロール隊の格好をして積極的にあいさつなどをしていれば、犯罪者はその地域を狙わなくなる」と隊長を務める丸塚中PTA会長の高橋伴行さん(45)=浜松市子安町=は取り組みの狙いを語る。
きっかけは今年初め、少年警察協助員を務める河合さん(47)=同市天神町=の提案だった。学校内外で子どもが巻き込まれる事件が深刻化する中、新聞で紹介されていた東京都内の「わんわんパトロール」を自分たちでも始められないかと考え、学校や自治会などに相談する一方、浜松東署に協力を要請。七月には提案を受けた高橋さんの呼び掛けで五校PTA合同の準備委員会が実現した。
活動の趣旨に賛同したルナ動物病院(同市佐藤三丁目)の鈴木一隆院長(41)も協力を買って出た。県外の先例をインターネットで調べ、来院する愛犬家にも参加を呼び掛けた。
「事件のせいで子どもが大人を警戒するようになるのは本当は良くない。犬を連れて散歩する人なら安心感があって親しみやすく、会話も生まれる」と河合さんは“顔の見える”地域づくりの効果も期待する。
十日は浜松東署で結成式を開く。同隊に関する問い合わせはルナ動物病院=053(411)3715=へ。
<中日新聞記事より抜粋>
わんパトは各学校のPTAが主体となって行っている活動です。
副隊長は各学校のPTA会長が任命されます。
そのため、PTAの役員が変更になった場合、任命式を行います。
今回、東警察署で新副隊長の任命式が行われました。