院長ごあいさつ2006


 新年皆様いかがお過ごしでしょうか?私は、子どもから『嘔吐・下痢症』や『風邪』を次から次に貰い受け、なかなか絶好調という体調になりません。今年の冬は特に寒波厳しく体調を崩しがちですが、はりきってまいりましょう。
 さて、皆様お正月はどのように過ごされましたか?私は病院が4日まで休診でしたが、入院患者さん(ホテルの子達)もいたため毎日病院につめておりました。特に今年は1月2日に緊急の手術があったため、お正月という雰囲気はなく、看護婦さんも手術の時は出勤してもらったので同様だったでしょう。経営者の私が休みを取れなくても当たり前なのですが、看護婦さんの休みを突然返上させ、仕事をさせるのは心ぐるしいものがあります。しかし、このような職業に就いたのだとあきらめてもらうしか仕方がありませんし、せめて代休や給料で還元していくしかないのでしょうねぇ。当然もっとかわいそうなのが、新年早々わが仔を病院に預け、手術をさせなければならなかった飼主様やワンちゃん自身でしょう。この仔は何とか手術も成功し、無事にお家におかえしすることができました。
 このような動物たちの命を預かる仕事は常に生きがいを感じるのですが、その反面で、責任の重大さによる精神的なストレスと、休みがない肉体的なストレスを常に感じます。獣医業にのめりこめばのめりこむほど、思いを入れれば入れるほど、自身がダメージを受けていくのがわかります。どこかで線を引くことが必要なのですが、この線引きが難しい。 その線は自分側?まん中?相手側?
マザーテレサのように、線引きなど考えず、すべてを自分側に受け入れることは凡人には無理なようです。お医者さん・獣医さんなど命を扱う職業や、学校の先生・政治家などヒトの人生を扱う職業の人たちの線引きはどこにあるのでしょうか?一番覗いてみたい人たちです。しかし、このような人たちだけでなく、みんなの心を覗くことができ社会に公開したなら、皆は誰を信用したらいいのかわからなくなったりして・・・。
小泉総理、貴方の線引きはどこにある?『ああー、恐ろしゃー』 
 せめて、健康のためにストレスはためこまないで、今年もがんばりましょう。(2006.01記)


お寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしですか?風(風邪)に負けないよう張り切ってまいりましょう。
 ブログをはじめました。皆さん、ブログってご存知でしたか?聞いたことはあるけれど、一体なんだろう・・・?
簡単に言えば、ネット上(コンピューター)で書く個人の日記を公開することです。しかも、この日記には、読んだ人の感想などを書き込むことができ、読んだ人と書いた人との意見交換ができるのです。今まで、個人の主義・思想を公開できたのは政治家さんぐらいのものでしたが、これからの時代すべての人にこうした機会があり、日本国内だけでなく大げさに言えば全世界に発信できるのです。恐ろしい時代ですねぇ。こうした情報伝達の進歩で、見も知らない赤の他人同士が、集団自殺などを起こしています。デマや中傷も広めることができるため、悪人にとっては簡単にできる人為の扇動でしょう。しかしこうした情報を、良いことに活用すれば、難病の子供を救う基金や、人の輪を広めていくことができます。
 コンピューターや携帯電話など一昔前では空想の世界、テレビや映画の中だけであったものが次々と実現し、外出先でもあらゆる情報が入手できる時代になっております。私の行っていたアフリカとも、パソコンでのメールのやり取りが簡単に、しかも24時間できるようになりました。むかしは電話もつながりにくく、正確に対話するには郵便で最低1週間はかかっていたのになぁ。すごい時代です。
 私のブログへは病院のホームページからジャンプすることができます。皆様とのコミュニケーションをより楽しみ、皆様のご意見もうかがいたいので、コメントを(質問なども)ぜひ書き込んでください。
 冬場は風邪などのウィルス疾患が発生しやすく、動物たちにも年1回のワクチン接種を怠らないことが肝心です。『しばらくやってないなぁ』という方はこの機会にぜひご相談を。(2006.02記)


春うらら目前、まさしくすべての動植物が息を吹き返す季節となってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。季節の変わり目、あったかくなったり、さむくなったり。こんな季節だからこそ健康には気をつけたいものです。
さて、本日は久しぶりに青年海外協力隊の話題です。約15年前、私は大学を卒業した年の12月、日本で3ヶ月間語学や派遣国(ザンビア)についての研修を終え、大きな夢を持ってアフリカのザンビア共和国に向け旅立ちました。これが私にとって初めての海外旅行。しかも、日本に帰国できるのは2年後であるという決意。日本を出発する時から、夢と希望と不安で興奮状態、瞳孔は開きっぱなしでした。途中イギリスに一泊です。私のかってなイメージでイギリスといえばパブ。日本で言うなら大衆居酒屋。仕事帰りのお父さんが、わいわいガヤガヤビールを飲み干す。
『ワン・パイント・オブ・ラガー・ビア・プリーズ。(中ジョッキで生ビール一杯ちょうだい!!)』
これが、自ら積極的に英語を話しかけた記念の言葉となりました。かなり緊張し、注文するまで、口の中でもごもご反復練習していたのは、言うまでもありません。
翌日はアフリカのジンバブエで3時間止まり(トランジット)乗客・荷物をおろし、最後にザンビアにたどり着いたのでした。今でも、日本からの直行便などあるわけなく、かならず2カ国は経由して行かなければならない国、それがザンビアです。
記念すべきザンビアの弟一印象は、『熱いっ!!』です。もわっとした湿気を持った熱気・アフリカの空気が体にまとわりついたような感じです。日本・イギリスは12月の冬、ザンビアは雨季で一番暖かい時期でした。
そして、予想はしていたものの『こっ!これは…。』 続きは次号で。(2006.03記)


春です。あったかいですねー。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回も青年海外協力隊の話題です。約15年前、私は大学を卒業した年の12月、日本で3ヶ月間語学や派遣国(ザンビア)についての研修を終え、大きな夢を持ってアフリカのザンビア共和国に向け旅立ちました。ザンビアの首都ルサカ空港の大地に脚を踏みしめ、『こっ!これは…。』?赤茶けた大地にぺんぺん草、ひび割れた舗装。空港はコンクリの建造物で構造はしっかりしていましたが、滑走路にも、空港内にも、人が…いない。空港に到着したのが、われわれ協力隊員のみの6人。国際線がこれでいいの?週に数回しか離着陸しないから、これが当たり前の光景です。後にこの空港を利用してわかったのですが、国内線に至っては、ダブルブッキング(2重予約のことで、定員オーバーの予約を受ける)で乗ることができないこともあるそうです。そのため国内線なのに2時間前には必ず空港に行き、チケットを目の前にするまで、乗る確信を得ることができないのです。恐ろしいですね。しかも、しかも、定刻どうりに出発することがなく、遅れるのはまだしも、定員になったら定刻よりも早く出発してしまうのです。日本のような込み入った飛行場で同じようなことをやれば、10分ごとに飛行機事故ですね。『アフリカン・タイム』アフリカ時間というのは実在し、我々が考えている時間という概念は、もはや存在しないことを認識したのでした。迎えのJICA(国際協力事業団)の車に乗り込み、さあ出発です。車は、トヨタのランドクルーザー。しかも、ピッカ・ピカでエアコン、ガン・ガン。日本とアフリカのギャップを早くも感じたのでした。
これからワクワク・ドキドキのアフリカ生活の始まりです。続きは次号で。(2006.04記)


浜松祭りも終わり、ゴールデンウイークが過ぎるとなんだか気が抜けたような気分になりますね。5月は過ごすに快適で、つい気も緩みがちになりますが、毎日健康に張り切ってまいりましょう。
今回も13年前、私が協力隊員として2年間過ごしたアフリカ、ザンビア共和国の話題です。
恐怖の
『アフリカン・タイム(アフリカ時間)』
は、飛行機の出発時間をも狂わせてしまうことを前号に書きました。ザンビアでの時間は、我々のものとは根本的に異なっているのです。
日本人で約束した時間を10分でも守らないと、「あいつは時間にルーズだから…。」といわれてしまいます。
しかしザンビアでは、約束した時間、前後1時間以上のずれは当たり前でした。ザンビア国民のほとんどがガス・水道・電気のない生活を送っている国で、時間の概念が大まかなのは当たり前ですね。時間を分単位に知る必要がないのです。我々もザンビアに到着した時、自分の腕時計の針を合わせました。合わせたのは現地にいる日本人スタッフの腕時計時間です。これが日本人時間であって、ザンビア人時間ではないことに、この時は気づきもしませんでした。
根っから日本人の私は、当初このザンビア時間に戸惑いました。牛の治療のために農家と待ち合わせ時間を決め、朝9時に農家に到着しても、あたりは牛どころか人さえもいないのです。怒って探しても仕方がない。昼寝をしながらゆっくり待つしかありませんでした。時計がない場所で、「朝9時集合」に何の意味があるでしょう。まさしく腹時計時間であり、日本人の腕時計時間ではないのです。しかし、これが理解でき、イライラしなくなったのも、アフリカ生活1年が過ぎたころでしょうか。時間に追われ、時間に使われる日本人として、うらやましいかぎりです。(2006.05記)
写真は現地食の一つである『いもむし』です。油で揚げて炒めて食べますが、カルビーのカッパえびせんのように香ばしく、まずくはないのですが、私にはなじめないものでした。


6月に入りじめじめした暑い日が続きますが、みなさま体調はくずしておりませんか。ワンちゃんにはフィラリア予防が確実に必要な季節になり、ネコちゃんも蚊に刺される環境では予防が必要です。未だ初めていない方は、お早めにご来院ください。それでは、今月も張り切ってまいりましょう。
今月の話題も、アフリカのザンビアです。
私は約13年前、アフリカにあるザンビア共和国で青年海外協力隊員として2年間過ごしました。当然、見るも聞くも初めてのことばかりです。
ザンビア共和国は未知の国。びっくりだらけです。
@『こっ、ここは、ホモの国かー?』
イギリス統治下であったザンビアのあいさつは、西洋文化風に握手から始まります。道のあちこちで友達同士が「よー、久しぶり。元気でやってっか?」などと握手で挨拶を交わします。問題はその後。なんと、握手した手を離さず、立ち話。行く先が同じ方角なら手をつないだまま歩いて行くのです。男女ならばおかしくは見えないのですが、男性同士です。立派な口ひげを蓄えた男が手をつないで街中を歩いているのですから、奇妙に見えるのは当たり前です。この風習を知らず始めて見たときには、『恐ろしー、ホモの蔓延する国に来ちゃったなあー。』とびっくり。かくいう私も、最後にはザンビア人の男友達と、おててをつないで散歩しました。想像してみてください。おかしいでしょ。
A『なんという、挨拶の仕方だ!!』
日本人の会釈は、頭を下げてのお辞儀です。ところがザンビア人の会釈は頭を上げるのです。いばって『フン!!』『こっちにこい!!』といってるようなのですが、これを老若男女みんながやるのですから…。想像してみてください。おかしいでしょ。
続きは次号で。(2006.06記)


7月です。暑くなりましたねー。動物も人も熱射病にはくれぐれもご注意を。今月も張り切ってまいりましょう。
今月の話題も、私が協力隊員として2年間過ごしたアフリカのザンビア共和国です。私がアフリカでどんな仕事をしていたか、今日はお話しいたします。
私はマザブカという地方都市の、協力隊が立ち上げた農業開発プロジェクトの獣医師隊員として赴任しました。職場は約8名の協力隊員で構成され、その職種は様々です。社会学の隊員はザンビアの伝統的農家が必要としている事や物を、村に住み込み調査します。村落開発の隊員は、農家のために井戸掘りや既存の井戸のメインテナンスを行います。家畜飼育の隊員は、農家の財産である牛を伝染病から守るとともに、農家にとってよりよい飼い方を指導します。自動車整備の隊員は我々のプロジェクトで使用する自動車をはじめ、もろもろの備品の修理・管理を行います。獣医師は家畜の治療、予防指導、ザンビア人獣医助手への指導です。(ザンビア大学を卒業したザンビア人獣医師は超エリートであり、みな国家中枢の役人になります。実際農家と接触し、村の中に入り込むのは短大を卒業した獣医助手の仕事なのです。)得に力を入れていたのは、ダニがつくことによって伝染する血液内寄生虫予防です。(皆さんが予防しているフィラリアは、蚊によって伝染する血管内寄生虫です。)この病気は感染すると死亡する場合があります。巨大な牛のプールを作り薬浴させ、ダニを駆除し感染を防ぐことで、間接的に彼らの財産を守るのです。月に1回、嫌がる牛を囲いに追い込み、通路のように作ったプールを通過させるのですが、これが面白い。各農家の人々が列を成して次から次へとやってくる。牛は鎖がついているわけではないのに農家ごとのまとまりを見せ移動する。わいわいがやがやお祭りのようです。こうした時、毎回私も同行して、家畜飼育の隊員が行っている仕事をサポートし、健康診断や治療を行います。(2006.07記)


8月です。暑くなりましたねー。皆さんいかがお過ごしでしょうか。異常気象はヒトがなせるために起きたこと。皆さんが消費するエネルギーに比例して、この地球が蝕まれています。自分だけがよければと考えず、少しの我慢、少しの手助けで世の中が変わっていきます。私を含め先進諸国といわれるお国の皆さんは、ぜひとも努力して悪循環を断ち切って行きたいものですね。なぜなら私が協力隊で行っていたような発展途上国では、みんなが生きるのに精一杯で地球のことなど考える余裕もありません。平均寿命40歳程度の国で、CO2の削減に意味があるでしょうか。未来の地球のことなど考える前に、現在の自分の生活のことを考えます。餓えずに病気にならず生活する。これだけです。
この世は因果応報とよくいったもので、善行も悪行も我が身に帰ってくるのが普通です。あなたは常日頃、意識してますか?エアコンの温度設定、車のアイドリング、食事の食べ残し、水の無駄づかい、電気の消し忘れ、買い物袋の持ち込み、リサイクル、道端のごみ拾い、体の不自由な方への介助、困っている方への手助け、お年寄りを大切に、子供は宝、などなど…。全部やろうなどと考えず、自分にできること、気がついたことを行うだけでいいんです。きっと何らしかの形で我が身の糧になるでしょう。さっそく、エアコンの設定を28度にしてみませんか。わんわんパトロールもその一つです。帽子をかぶって散歩するだけで、犯罪率低下、地域社会に貢献できるのです。この活動も半年を越え、徐々に隊員数も増加し500名を突破しております。入隊は随時病院で受け付けております。皆さんも東署公認のわんパト帽子をぜひどうぞ。
病院は8月9(水)・10(木)・11(金)と夏休みをいただき、妻の実家、青森への里帰りに付き添い、青森に子供たちをつれてまいりました。ご迷惑おかけした患者様にはお詫び申し上げます。(2006.08記)
写真は、お手伝いさんのジャネットさん。職業の場を提供するために、多くの隊員が人を雇っていました。彼女は私が前任者から引き継いで住むことになった家で、代々の日本人に雇われていたのでした。8人目の子供を出産。みんな子沢山です。成人まで育つかは運命です。


9月です。まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。皆様、夏の思い出は何か残りましたか?
私は、8月前半に夏休みをいただき、妻の実家青森へ『里帰り』に付き添いました。青森は私が4年間牛の獣医をし、妻と出会い、結婚した場所です。思い出がないわけがありません。なかでも青森時代通いつめた八甲田温泉(今回子供たちをつれて入ってきました。)は、特に思い出深い場所です。妻と結婚して初めて温泉宿に泊まったのがこの場所。2月の厳冬期だったので、宿に到着するまで遭難覚悟の決死のドライブでした。無事到着すると旅館の泊り客は我々2人のみ。宿のご主人のはからいで女湯・男湯どちらも2人で、大きな露天風呂も貸切で入ることができました。大きな温泉宿で、このような経験は二度とできないでしょう。
八甲田温泉は私の“一押し温泉”なので、皆様も機会があればぜひどうぞ。
この怪しい写真は、アフリカに行っていた頃のものです。年に一回、日本の文化を現地の人に理解してもらうため『ジャパン・デイ』や『武道大会』が開催されていました。昔ならした武道があればそれを現地の人たちに見せるのです。この時は、剣道・柔道・中国拳法の猛者たちが集まり、私は柔道で参加しました。炎天下燃えるようなタタミ(ザンビア警察学校からお借りしたものです。)の上、やけど防止のため靴下をはいて組み手を演じました。私程度の実力で、日本代表として柔道をするなんて、こんな経験もめったにできないでしょう。このように、日本の武道を知ってもらうことも、重要な国際協力になったのでした。(2006.09記)


10月です。朝、汗もかかず気持ちよく散歩ができる季節になりました。明け方などはへそを出して寝ていると、寒くて目が覚めてしまうほどです。『天高く、馬肥ゆる秋』皆様の秋はいかがでしょうか。食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、結局この季節は何をやってもきもちいいんですね。集中できるのです。
皆さんは本を読んでいますか?わたしは、職業柄、暇な時は専門書を読み漁っています。しかし寝る前やセミナーなど出席する新幹線の道中は、リラックスのために専門書ではなく小説です。基本的に肩のこらない『冒険ファンタジー』『推理小説』が大好きです。
【競馬シリーズ】ディック・フランシス著は、推理小説としてずっと楽しんでいる作品です。山本周五郎は人情あふれる歴史小説で楽しめ、全巻そろえています。【ヘリオット先生奮戦期】は、私が獣医を職業として意識するきっかけとなった小説です。【竜馬が行く】は暗黒の浪人時代、まだ見ぬ未来、何事かつかもうとあがき、本が擦り切れるまで読み返した小説です。芥川・夏目・太宰をはじめ赤川次郎まで、我が家の書庫は千冊以上の小説でひしめき合っています。これら日に焼けた本達は、老後の楽しみとして持っている、私の財産です。
20歳代の頃からずーと読み続けている小説もあります。【グイン・サーガ】現在109巻、栗本薫著。皆さんご存知でしょうか。109巻に達するためには年6冊発刊して19年もの歳月がかかり、それが同一作者・一つの物語はギネスブックにものる記録です。しかも、この物語は現在進行中で、今後何巻までいくかは作者もわからないとか・・・。内容は冒険ファンタジー。雰囲気はロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)みたいなものでしょうか。作者か私が途中で死なない限りまだまだ楽しめそうです。皆さんもこの秋、こんな小説いかがですか。(2006.10記)


11月です。日増しに寒さが増しておりますが、散歩をするには心地よいくらいですね。皆様いかがお過ごしですか。このような季節の変わり目には、体調を崩さないように気を引き締めてまいりましょう。
日曜日が休みではないので、息子が小学校に入学してから、なかなか一家そろって出かけることができません。10月末の日曜日、皆様にはご迷惑おかけしましたが休みをいただき、家族サービスをしてまいりました。といっても、入院患者さんのお世話で朝夕病院に来なくてはいけないので、遠出はできず、豊橋の動植物公園に行き先は決まりました。皆さん、行ったことありますか?浜松動物園より敷地は広く、いまどき風に作っているので楽しめます。博物館では、子供の大好きな恐竜映画を、迫力ある大画面で楽しむことができ、遊具も充実、池でボート遊びもできます。
浜松でいうなら動物園+フラワーパーク+フルーツパークのいいとこ取りで作られているため、子供は飽きることなく一日中楽しむことができます。
周りを見渡すと、おとうさん、おかあさんは私同様かなりお疲れモードでしたが…。豊橋といっても、湖西市を越えてすぐのところにあります。
皆様も、機会があればぜひいかがですか?(2006.11記)


12月です。今年の冬はなんだかピリッとしない暖冬で、農作物を始め、地球環境がおかしくなっているのを実感いたします。皆様いかがお過ごしでしょうか?今月は締めくくりの月、私の2006を振り返りましょう。
★健康面では目標であった、尿酸値低下も果たすことができず、いつ通風発作に見舞われないかとビクビク。これではいけません。来年こそはがんばります。
★生活は良好。どこにでもある家庭内のゴタゴタ(夫婦喧嘩・兄弟げんか・などなど)はあったものの、家族みんな、大きな病気もせず元気に過ごすことができました。神様ありがとう。これが一番重要ですね。健康に取って代わるものなし。
★仕事は順調。皆様のご愛顧あって、開業5年目の年も無事終わりそうです。本当にありがとうございます。しかし救うことが出来なかった命も多くありました。一人でも多くの命を救うよう来年も努力してまいります。病気にならなかった子達は、来年も元気で過ごすことができますように。予防第一、病気は早期発見早期治療です。
あなたの2006はいかがですか?いいことがあった人も、不幸にあった方も2007はよい年でありますように。そして、『師走』何かと忙しい月ですが、風邪などひかぬよう、よい年をむかえられるようにがんばりましょう。終わりよければすべてよしです。(2006.12記)